2026年の卒FIT買取価格ランキング(エリア別)
卒FIT後の売電価格は、会社・プランによって大きく違います。2026年3月時点のランキングを東京電力・関西電力エリア別に比較し、会社差の大きさと選び方を家庭向けに整理します。

目次
この記事のポイント
卒FIT後の売電価格は、契約する会社・プランによって大きな差があります。東京電力エリアでは最高14.38円/kWh〜最安11.10円/kWhで、その差は3.28円/kWh。この記事では、2026年3月時点のランキングをエリア別に比較し、会社差の大きさと選び方を整理します。
卒FITとは(おさらい)
- 太陽光発電のFIT買取期間(10年)が終わることを「卒FIT」と呼びます。
- 卒FIT後は自動的に契約が続くわけではなく、売電先を自分で選び直す必要があります。
東京電力エリアの買取価格ランキング(2026年3月時点)
- 1位(同率):Q.ENESTでんき「エネまかせ」— 14.38円/kWh(市場連動型、解約金なし)
- 1位(同率):東名「太陽光買取サービス」— 14.38円/kWh(市場連動型、解約金なし)
- 3位:京葉ガス「プラチナプラン」— 13.80円/kWh(固定買取型、10kW未満の設置済み家庭用のみ)
- 4位:伊藤忠エネクス「太陽光電力買取」— 12.50円/kWh(固定買取型、解約金なし)
- 5位:東急パワーサプライ「太陽光余剰買取」— 11.10円/kWh(固定買取型)
最高値と最安値の差は 14.38円-11.10円=3.28円/kWh。同じ卒FIT家庭でも、選ぶ会社によって年間の売電収入がはっきり変わります。
関西電力エリアの買取価格ランキング(2026年3月時点)
- 1位(同率):Q.ENESTでんき「エネまかせ」— 12.02円/kWh(市場連動型、解約金なし)
- 1位(同率):東名「太陽光買取サービス」— 12.02円/kWh(市場連動型、解約金なし)
- 3位:スマイルパワー「すまいるFIT」— 10.40円/kWh(固定買取型、解約金なし)
- 4位:伊藤忠エネクス「太陽光電力買取」— 10.00円/kWh(固定買取型、解約金なし)
最高値と最安値の差は 12.02円-10.00円=2.02円/kWh。東京電力エリアと比べると、単価の水準自体がやや低めです。
なぜ会社差が大きいのか:固定買取型と市場連動型
- 固定買取型:契約時に決めた単価が、契約期間中はずっと同じ。
- 市場連動型:卸電力市場の価格に連動して、月ごとに単価が変わる。
- 出典記事によれば、2022〜2024年の実績では市場連動型のほうが固定買取型より高値だったとされています。
- ただし固定買取型の単価も「2026年3月現在の価格であり、突然変更になる可能性がある」と出典は注意を促しています。
買取価格以外に見ておきたいポイント
- 解約金・契約期間の縛りの有無(出典に掲載のプランはほぼ「解約金なし」)
- 対象条件(京葉ガスは10kW未満・設置済みの家庭用のみ、など会社ごとに条件が異なります)
- シミュレーション機能の有無(「エネまかせ」は1年間の買取金額を試算できる機能あり)
- 電気の購入契約とのセット割・ポイント還元
売電先の選び方
- まず自宅のエリア(東京電力か関西電力かなど)で、どの会社・プランが上位かを確認します。
- 市場連動型は高値になりやすい一方、月々の単価が変動するため、固定買取型に比べて「読みにくさ」があります。シミュレーション機能があるプランで、1年間の見込み額を試算してから選ぶと安心です。
- 会社差が3円/kWh前後つくこともあるため、「なんとなく今の電力会社に任せる」のではなく、比較してから決めるだけで年間の売電収入が変わります。
出典
- Q.ENESTでんき「【2026年最新】卒FIT買取価格ランキング」 https://www.qenest-denki.com/column/after-fit-purchase-price-ranking
本記事の会社名・単価は出典記事(2026年3月時点)の掲載内容によります。実際の買取価格や条件は変更される場合があるため、契約前に各社の最新情報をご確認ください。