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コラム

“売る”より“使う”へ。自家消費という発想転換

売電価格の下落と電気料金の値上がりで、太陽光発電は「売る」より「使う(自家消費)」ほうが得な時代になっています。自家消費のメリットと、自家消費率を上げる方法を家庭向けに解説します。

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日中の太陽光発電を暮らしに活用する、洗濯をする親子の生活場面
目次

この記事のポイント

太陽光発電は長らく「発電して売る」ものでした。しかし売電価格の下落と電気料金の値上がりで、いまは「発電して自分で使う(自家消費)」ほうが経済的に有利な時代になっています。出典記事の試算では、売電価格は2026年度で15円/kWh(FIT期間中)、FIT終了後は8.3円/kWh。一方、買う電気の料金はおよそ30円/kWhです。この記事では、自家消費のメリットと、自家消費率を上げる方法を解説します。

「売る」から「使う」への発想転換

  • 従来の太陽光は、「発電した電気を売って収入を得る」FIT前提の発想でした。
  • しかし2026年度の売電価格は15円/kWh(FIT期間中)、FIT終了後はさらに8.3円/kWhまで下がります。一方、買う電気の料金はおよそ30円/kWhです。
  • 同じ1kWhでも、「売る」と15円(またはそれ以下)にしかなりませんが、「使う」と30円分の電気代が浮きます。単価だけで見ると、使ったほうが2倍前後お得という計算になります。

自家消費のメリット

  • 電気代の削減:買う電気そのものを減らせます。
  • 余剰分の売電収入:使いきれなかった分は、引き続き売電できます。
  • 非常時の電力確保:停電時でも太陽光があれば電気を使えます(蓄電池を併用するとさらに安心です)。
  • 環境負荷の低減:自分で使う分、系統からの電力調達が減ります。

自家消費率を上げる方法

  • 生活パターンの見直し:洗濯・食洗機・掃除など、電気を使う家事を日中(発電している時間帯)に寄せます。
  • 家庭用蓄電池:昼間の発電電力を蓄電池に充電し、夕方や夜間帯に放電して自家消費します。
  • V2H(電気自動車の活用):太陽光の発電電力を電気自動車のバッテリーに充電し、大きな「蓄電池」として使います。

どれくらいお得になる?(試算例)

出典記事が示す、太陽光6kWシステムの試算です。

  • 年間発電量:6,600kWh/年
  • 年間自家消費量:1,980kWh/年(発電量の30%)
  • 年間売電量:4,620kWh/年
  • 年間の経済メリット:128,700円(FIT期間中)
  • 10年間の経済メリット:1,287,000円

導入費用の目安は、太陽光6kWで120〜130万円(出典記事)。蓄電池やV2Hを追加する場合は別途費用がかかりますが、出典記事は「補助金が使える今のうちに導入する」ことをすすめています。

なぜ自家消費が主流になっているのか

  • 売電価格が年々下がり続けていること。
  • FIT期間が終わった「卒FIT」後は、売電単価がさらに大きく下がること。
  • 再エネ賦課金の増加で、電気を売るより自分で使うメリットが相対的に大きくなっていること。
  • 国の方針自体も、売電より自家消費を後押しする方向に変わってきていること。

まとめ

「発電した電気は売るもの」という前提は、単価の変化でもう成り立ちにくくなっています。まずは、今の自家消費率(発電量のうちどれだけ自分で使えているか)を確認し、生活パターンの見直しや蓄電池・EVの活用で、「使う」割合を増やせるかを検討してみましょう。

出典

  • 太陽光発電の価格.jp「自家消費という発想転換」 https://www.taiyoko-kakaku.jp/archives/3657.html

本記事の単価・試算は出典記事の数値に基づく目安です。実際の経済メリットは、発電量・使用パターン・契約プランによって異なります。

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