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2026年の太陽光設置費用の相場|kW別の価格とkW単価の目安

住宅用の太陽光発電の設置費用は、容量が大きいほど総額は上がり、1kWあたりの単価は下がります。見積もりサイトの2025年の調査をもとに、3kWから9kWまでの価格とkW単価の目安、価格が上がる条件、元を取るまでの考え方を整理しました。

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2026年の太陽光設置費用の相場|kW別の価格とkW単価の目安
目次

はじめに

「太陽光発電を付けたいけれど、いくらかかるのか分からない」。そんな方のために、このコラムでは2026年時点の住宅用の太陽光発電の設置費用の相場を、容量(kW)別に整理します。

太陽光の費用は、見積もりの総額だけを見ても高いか安いか判断できません。「1kWあたりの単価」で比べるのがコツです。価格が上がる条件や、元を取るまでの考え方もあわせて紹介します。

kW別の設置費用の相場

見積もりサイトのソーラーパートナーズの調査(2025年1〜12月、無作為に抽出した2,500件)によると、容量別の設置費用の平均は次のとおりです。価格はパネル、パワーコンディショナ、架台、工事の費用をすべて含んだ税込の額で、補助金を適用する前の金額です。

  • 3kW:108.0万円(1kWあたり36.0万円)
  • 4kW:119.0万円(1kWあたり29.8万円)
  • 5kW:131.9万円(1kWあたり26.4万円)
  • 6kW:141.4万円(1kWあたり23.6万円)
  • 7kW:144.5万円(1kWあたり20.6万円)
  • 8kW:152.4万円(1kWあたり19.1万円)
  • 9kW:167.1万円(1kWあたり18.6万円)

容量が大きいほどkW単価は下がる

一覧を見ると、容量が大きくなるほど総額は上がりますが、1kWあたりの単価は下がっています。同じ調査の解説では、容量を増やすとパネルや架台、ケーブルの費用は増えても、そのほかの費用はほとんど変わらないためとされています。工事の基本的な費用などの固定の費用が、容量が大きいほど1kWあたりで薄まるということです。

そのため、見積もりを比べるときは、総額を容量で割った「kW単価」で比べると、製品や容量が違っても公平に比べやすくなります。

価格の動き:下げ止まりからやや上昇

同じ調査の解説によると、太陽光の設置費用は長い目で見ると下がってきましたが、直近では資材費、施工費、為替、メーカーの価格改定などの影響で、下げ止まりからやや上昇の傾向にあるとされています。「待てばもっと安くなる」とは言い切れない状況です。

価格が上がる条件

同じ解説では、次のような条件で費用が高くなるとされています。

  • 設置する屋根の面が複数になる:工事の工程が増える
  • 足場が必要になる:10万〜15万円程度の追加の費用がかかることが多い

このほか、屋根の形や材料、設置する場所の条件によっても費用は変わります。見積もりでは、何にいくらかかっているのか、内訳を確認しましょう。

見積もりで確認したいこと

  • kW単価:総額を容量で割り、上の相場と比べて極端に高くないか
  • 内訳:パネル、パワーコンディショナ、架台、工事、足場の費用がそれぞれいくらか
  • 発電量の試算の前提:屋根の向きや角度、影の影響をどう見込んでいるか
  • 保証:機器の保証と工事の保証が、それぞれ何年か
  • 補助金:お住まいの自治体に太陽光の補助があるか。申請の時期と条件

少なくとも2〜3社の見積もりを取り、同じ条件で比べることが、適正な価格で設置するための基本です。

蓄電池とセットの場合

太陽光と蓄電池をセットで付ける場合の費用も、同じ調査で紹介されています。6kWの太陽光と13kWhの蓄電池のセットでは、メーカー別の平均の相場が294万〜351万円(ハンファジャパン294万円、カナディアンソーラー304万円、AIKO338万円、長州産業345万円、シャープ351万円)でした。

元を取るまでの考え方

太陽光の費用は、電気代の削減と売電の収入で回収していきます。太陽光発電協会の目安では、1kWあたりの年間の発電量は約1,000kWhです。

たとえば、5kWの太陽光(131.9万円)で年間5,000kWhを発電し、その30%を家で使い、70%を売ると仮定します。電力会社から買う電気の単価を30円とすると、家で使う1,500kWhで年間45,000円の電気代が減ります。2026年度の住宅用の固定価格買取制度(FIT)の買取価格は、最初の4年間が1kWhあたり24円、5年目から10年目が8.3円なので、売る3,500kWhの収入は、最初の4年間が年84,000円、その後の6年間が年29,050円です。

10年間の合計は、電気代の削減が45万円、売電の収入が約51万円で、あわせて約96万円になります(仮定の数字による編集部の計算。パネルの劣化や維持費は含まない)。10年を過ぎても、太陽光は発電を続けます。その後の電気代の削減と売電の収入で、残りの費用を回収していくことになります。

おわりに

2026年の太陽光の設置費用の相場をまとめます。

  • 5kWで131.9万円、6kWで141.4万円が平均の目安(2025年の調査、税込、補助金適用前)
  • 容量が大きいほど1kWあたりの単価は下がる。見積もりはkW単価で比べる
  • 価格は下げ止まりからやや上昇の傾向。足場や複数の屋根の面で費用は上がる
  • 元を取るまでの期間は、家で使う割合と電気の単価で大きく変わる

※ 本記事の価格は見積もりサイトの調査による平均です。実際の費用は、屋根の条件や設備によって異なります。計算例は仮定の数字による試算です。

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